どうも、イチカカです。
英語の基本的な英単語、今回は曜日を表す英単語です。
英検5級でも必須の英単語なので、必ず覚えたいですね。
覚えるための手掛かりにならないかと思って、英語での曜日名の由来を調べてみました。
Contents
英語で1週間ってどう書くの?
英語での曜日名とその略
日本語 | 英語 | 英語の略 |
---|---|---|
月曜日 | Monday | mon |
火曜日 | Tuesday | tue |
水曜日 | Wednesday | wed |
木曜日 | Thursday | thu |
金曜日 | Friday | fry |
土曜日 | Saturday | sat |
日曜日 | Sunday | sun |
曜日を英語の略で書く事をおススメする理由
カレンダーやスケジュール帳には、曜日が略して書かれているものも多いですよね。
メモなどで日本語で(火)などと書く場合、代わりに英語の略で(TUE)と書くとメモがイッキに可愛くなると思います。
英語が身に付くしおススメします。
英語の曜日名の由来
英語の曜日名の由来は二種類に分かれます。
太陽と月
太陽Sunと月Moonが由来なのが、日曜日Sundayと月曜日Mondayです。日本語の曜日名も太陽と月が由来ですよね。
北欧神話
火曜日Tuesday→天空神テュールTyr
水曜日Wednseday→主神オーディーンOdin
木曜日Thursday→雷神トールTor
金曜日Fryday→愛の女神フレイヤFreya
土曜日Saturday→ローマ神話のサートゥルヌスSaturnus(英語表記ではサターンSaturn)
何故、北欧神話が曜日に使われているかはわからないようです。
曜日が北欧神話な理由を考えてみた
北欧神話を信仰していたのは、8世紀から12世紀ごろに海を荒らしまわっていたバイキングであるゲルマン民族です。
当時、ヴァイキングの略奪行為に困ったキリスト教はヴァイキングを改宗させようと試みました。
その政策の一環としてキリスト教の中に北欧神話取り込んだのだと思います。
クリスマスは実はキリスト教のお祭りではなく、ほかの宗教の冬至のお祭りだった説があります。
キリスト教は異教徒の信仰を取り入れることで、勢力を伸ばしていたのだと思います。
そして、曜日の考え方は紀元前の18世紀頃の古代バビロニアからはじまっているらしいので、バイキング以前の曜日は何と呼ばれていたんでしょうか?気になるところですが、現在の曜日名になったきっかけがありました。
古代の暦には欠点があり、うるう年が無かったため季節にずれが生じてしまいます。
ローマ帝国の時代にうるう年を導入した太陽暦が広まり、さらに改良され、現在使われているグレゴリオ暦が1582年にローマ法王グレゴリオにより作られました。
このグレゴリオ暦が導入された時に、ヴァイキングもちょうどキリスト教化されており、現在の英語の曜日名が定着したのではないでしょうか?
日本の曜日と英語の曜日の関係
曜日の事を考えるとイチカカは子供の頃に見てた世代なのでセーラームーンが浮かんできます。
セーラームーンは月や火星など、惑星の名前から名前が付けられていて、惑星名はローマ神話から来ています。
英語の曜日が北欧神話から付けられている事と似てますね。
北欧神話とローマ神話の違いはありますが、同じ役目の神様は同一視されているので、ほとんど同じです。
英語の曜日名と惑星名の関係
曜日名(北欧神話) | ローマ神話、ラテン語 | 惑星名(ローマ神話の英語読み) | |
---|---|---|---|
火曜日 | 軍神、天空神テュールTyr | 戦と農耕の神マルスMras | マーズMars |
水曜日 | 主神、風神オーディーンOdin | 商人や旅人の守護神メルクリウス Mercurius | マーキュリー Mercury |
木曜日 | 雷神トールTor | 主神ユピテルJupiter | ジュピターJupiter |
金曜日 | 愛の女神フレイヤFreya | 愛と美の女神ウエヌスVenus | ヴィーナスVenus |
土曜日 | 農耕神サートゥルヌスSaturnus | サターンSaturn |
木曜日のトールジュピターは違和感がありますが、ジュピター(ユピテル)はギリシャ神話のゼウスと同一視されている神様でもともとは雷神です。
水曜日のオーディンとマキューリこそ関連がなさそうですが、オーディンは本来は風神で、マーキュリー(メルクリウス)はギリシャ神話のヘルメスと同一視されています。ヘルメスは神々の伝令史であり、風のイメージがあるので、何となく共通点がありそうです。
日本の曜日名と惑星名の関係
日本の曜日名と惑星名は、「火、水、木、金、土」と完全に同じですね。
日本の曜日と惑星名の起源
曜日の生まれた、古代バビロニアでは、肉眼で見える惑星「火星、水星、木星、金星、土星」と月と太陽の七つを重要視していて、色々なものに使われていて、曜日名もその一つでした。
日本では縄文時代だった頃の事です。
この古代バビロニアから惑星と曜日の考え方が広がり、中国で五行思想(紀元前300年ごろに生まれた思想)と交じり、本来の惑星名とは別に、月と太陽以外の5惑星が「火星、水星、木星、金星、土星」と付けられました。
日本には弘法大師(空海。8世紀ごろ)が平安時代に伝えたと言われていますが、曜日が一般に定着したのは明治時代にグレゴリオ暦が導入されてからだそうです。
それ以前の日本は太陰太陽暦を使っていて、月はあったけど、曜日の概念がなく毎週休みがあるわけではなかったようです。
惑星名と曜日名の起源
4000年ほど前の、古代のバビロニアが惑星と曜日の起源です。
そこから西洋と東洋に分かれ、西洋では神話、東洋では五行があてはめられました。
起源が同じなので、曜日と惑星は似てる気がするんですね。
余談
ちなみに、中国では今は曜日に五行は使われず、日曜日を星期日、月曜日を星期一、火曜日を星期二…、土曜日を星期六と数を当てはめているんだそうです。
まとめ
英語の曜日を覚えるのに、由来は役に立ちましたか?
なんだか逆に難しくなった気もしますが、曜日と惑星の関係など調べて面白かったです。
英語の曜日の覚え方は、まずは略をメモなど日常に取り入れるといいと思います。
「はらぺこあおむし」は曜日が全部覚えられるから、子供に読ませたい英語の本ですね。